「取り調べの全面可視化必要」冤罪被害者ら集会 債務整理
「取り調べの全面可視化必要」冤罪被害者ら集会
2009/07/04 17:55
取り調べの全面可視化を求める日弁連など主催の集会が4日、東京・霞が関の弁護士会館で開かれ、富山の冤罪事件の被害者柳原浩さん(42)は「調べでは『はい』か『うん』しか言うなと言われた。可視化が絶対に必要だ」と訴えた。集会には市民ら約250人が参加。足利事件で再審開始が決まった菅家利和さん(62)は電話で参加し「髪の毛を引っ張られたり、けられたりした」と自白を強要された取り調べの様子を説明した。現在、検察は取り調べの一部の録音・録画をしているが、茨城県の「布川事件」で、再審請求中の桜井昌司さん(62)は「検察は一部の可視化でごまかそうとしている。調べが誰にも分かるようにならなければ、冤罪は続く」と主張。元裁判官の安原浩弁護士(66)は、一部の録音・録画では信用性を判断するのに時間がかかり、裁判員裁判で使うのは不可能と指摘。全面可視化が必要との考えを示した。
【共同通信】
