イランでハタミ政権期要人ら訴追英大使館職員、米誌記者も 債務整理
イランでハタミ政権期要人ら訴追英大使館職員、米誌記者も
2009/07/04 22:39
【テヘラン4日共同】大統領選後の混乱が続くイランで、当局は、拘束していた改革派ハタミ政権時代のアブタヒ副大統領ら元要人多数と、在イラン英国大使館の現地職員1人、米誌ニューズウィーク記者を「国家の安全に敵対する行動をした」として訴追した。被告の弁護士が4日明らかにした。大統領選後の混乱で政権側が改革派指導者や記者を訴追するのは初めて。アミンザーデ元外務次官、ナバビ元国会副議長らも訴追された。弁護士によると、拘束中の被告と面会できない状況が続いているという。訴追された英大使館職員は、政治分析担当のホセイン・ラサム氏。英国のミリバンド外相は3日の声明で、拘束中の職員の扱いに対して強い懸念を表明したばかりで、当局の訴追強行により、欧州とイランの関係がさらに悪化するのは必至だ。強硬派は、アハマディネジャド大統領が再選した先の選挙を不正と糾弾する改革派候補、ムサビ元首相に対する訴追圧力も強化。ハタミ政権期の要人らの一斉訴追も強硬派の攻勢の一環で、治安部隊の徹底的な鎮圧により街頭での抗議行動などの戦術がとれなくなった改革派は、さらに苦しい立場に追い込まれた。
【共同通信】
